朝夕過ごしやすい季節となりましたが、体調を崩していませんか?
秋は、気温の寒暖差とともに気圧の変動によっても、自律神経のバランスを崩しやすくなります。
寒暖差というのは、
- 1日のうちの最高気温・最低気温の差、
- 前日との気温差、
- 1週間単位での気温差、
- 室内外(冷房の効きすぎた部屋やお風呂場など)での気温差などが当てはまるようです。
1日の気温差が7℃以上となると不調が出やすいようです。
★自律神経って何ですか?
交感神経と副交感神経からなります。
体温調節や心拍数、消化などの機能を無意識に調節します。
気温の変化が激しいと自律神経が過剰に働くため、バランスが崩れやすくなるようです。
★自律神経が崩れるとどのような症状がみられますか?
全身のだるさ、疲労感、頭痛やめまい、 肩こり、首コリ
寝つきが悪い、睡眠の質が悪い、食欲不振、胃もたれ
手足の冷え、むくみ、不安感やイライラ、落ち込み など
※自己判断して悩むより主治医に相談し、対応することが大切です。
★自律神経を整えるための生活上の注意事項は?
- 適切な服装: 気温の変化に応じた服装
例)朝夕の冷え込み時には軽いジャケットやカーデガンを着用
2 バランスの取れた食事:腹八分、栄養バランスの良い食事を摂ることで、体の免疫力を
高め、自律神経の働きを助けます。
特にビタミンB群やマグネシウムを多く含む食品(魚、ナッツ、緑黄色野菜)を意識して
摂取しましょう。
3 規則正しい生活:睡眠のリズムを整えましょう。
朝起きた時、カーテンを開け朝日を浴びる習慣をつけましょう。
4 ストレス発散:深呼吸や軽体操、趣味などに時間を費やし、心を落ち着かせる
5 適度な入浴:入浴は血行を促進し、体を温めることで自律神経の働きを整える効果があり
ます。 ぬるめのお湯にゆっくりつかることで、 リラックス効果が得られます。
★やってみよう!早口言葉… 大きな声を出して3回繰り返し行ってみましょう。
隣の客は、よく柿食う 客だ
「となりの きゃくは よくかきくう きゃくだ」
※「訪問看護」では、日常生活状況を伺い、簡単に行える体操の指導も行っています。