令和6年4月に介護保険の改正があります。

その中で、厚生労働省は現在は貸与となっている歩行器・歩行補助つえ・固定用スロープの選択制導入について検討しています。これらの福祉用具は中長期間利用されることが多く、貸与で利用を継続するよりも購入の方が費用を抑えられる可能性があるようです。

現在でも似たような例として手すりの貸与と住宅改修があります。福祉用具の手すりは品目が多く身体状態と自宅の環境に合わせて柔軟に検討できたり取り外しができるというメリットがあります。また、住宅改修は費用が1回で済むメリットがあります。

逆に福祉用具では上手く補えない場所があったり、住宅改修では取り外しが困難な為に将来的には邪魔になる可能性があります(廊下幅が狭くなり車いすでの移動が難しくなった等)。

どちらにしても上手く福祉用具・住宅改修・購入等を利用しながら自宅での出来るだけ自立した生活を安全に送ってもらえるように一緒に考えていきたいと思います。